外壁のつなぎ目がボロボロ… コーキングの劣化、DIYで直せる?
創業100年を超える実績と信頼。地域に根ざした塗装専門店、Paint Wall(ペイントウォール)です。
これから外壁塗装をご検討されている方に向けて、住まいに役立つ塗装知識や施工情報を、わかりやすくコラム形式でお届けしています。
今回のテーマは、見落としがちな「雨漏りの意外な原因」についてです。
雨漏りというと、屋根の劣化によって天井から水がポタポタと落ちてくるイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかし実際には、屋根だけでなく外壁のコーキングが劣化することでも雨漏りは発生します。
「見た目に劣化が分かるなら、自分で直せるんじゃない?」
そんなふうにお考えになる方もいらっしゃると思いますが、実はコーキング補修には専門的な知識と技術が必要です。
このコラムでは、コーキングの役割から劣化症状、補修方法、DIYとの違い、そしてペイントウォールならではの施工品質まで、幅広くご紹介します。
ご自宅の外壁に気になる部分がある方は、ぜひ参考になさってください!
目次
外壁の「つなぎ目」に使われるコーキングってなに?
外壁や窓まわりのすき間を埋める「コーキング」は、建材同士の間を密閉して、雨水の侵入を防ぐための重要な工程です。
「コーキング」「シーリング」「シール」など呼び方はいくつかありますが、建築の現場ではほぼ同じ意味で使われています。隙間を埋めるために使うゴムのような材料は、「コーキング材」と呼ばれています。
コーキングは、外壁だけでなくサッシまわりやベランダ、お風呂やキッチンなどの水回りにも使われており、私たちの暮らしを水のトラブルから守る、大切な存在です。
また、弾力性があるため、建物が地震などで揺れたときにも、ひび割れの発生を抑えるクッションのような役割を果たしてくれます。
コーキング材にもいろいろな種類があり、用途や部位によって、シリコン系、ウレタン系、変成シリコン系、アクリル系などから選ばれます。
コーキングの寿命はどのくらい?劣化が起こる理由とは?
外壁まわりに使われているコーキングの耐用年数は、使用されている材料や周囲の環境によって異なりますが、一般的には5年から10年ほどとされています。
コーキングは常に紫外線や雨風にさらされるため、どうしても徐々に劣化が進んでしまいます。
劣化が始まると、弾力がなくなり、すき間ができて雨水が入り込むようになります。これが原因で、外壁の内部まで水が回り、雨漏りにつながることもあるのです。
次に、実際に見られるコーキングの劣化症状をご紹介します。お家の外壁に当てはまる状態がないか、ぜひチェックしてみてください。
外壁コーキングの劣化症状とは?
ひび割れ・破断
長年の紫外線や気温差の影響で、コーキングが硬くなり、ひび割れが発生します。
このすき間から雨水が入り込み、外壁内部の構造材を傷める原因になることもあります。
肉やせ
表面の柔軟性を保つための成分(可塑剤)が抜けてしまい、コーキングの厚みが減少してしまう現象です。
新築時の施工で厚みが不足していた場合、劣化が早まるケースもあります。
欠落
コーキングが剥がれ落ちてしまい、下地がむき出しになっている状態です。
経年劣化だけでなく、下地との密着を高める「プライマー」が十分に塗られていなかった場合にも起こります。
コーキングの補修は自分でできる?プロに任せるべき?
最近ではDIY人気の高まりもあり、ホームセンターなどで補修用の道具や材料を手軽に手に入れられるようになりました。
「業者に頼むより、自分で直した方が費用を抑えられるかも」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、実際のところ外壁のコーキング補修は、想像以上に難易度が高い作業です。
特に2階建て以上の住宅では高所作業が避けられず、足場が必要になることもあり、転落などの事故リスクも伴います。
さらに、道具の使い方や下地処理の知識、養生の技術がないと仕上がりが不十分になり、防水効果が十分に発揮されない可能性があります。
見た目が整っていても、適切な工程が踏まれていなければ短期間でひび割れや剥がれが再発し、結果的に再施工が必要になるケースも少なくありません。
また、使用するコーキング材には種類があり、建物の素材や場所、気候条件に合った選定が求められます。
たとえば湿度が高すぎる日や寒い時期に施工すると、材料がうまく定着しないこともあります。
こうしたリスクを考慮すると、仕上がりの美しさや長期的な耐久性を確保するためにも、専門の施工業者に依頼するのが安心です!
まとめ「DIYをおすすめしにくい理由」
✅外壁は建物の構造を守る重要な部分であり、不適切な補修は雨漏り・内部腐食の原因になる
✅コーキング材の選定ミスや施工環境(温度・湿度)の影響を理解していないと、早期に不具合が出る
✅専用の道具や下処理・養生の技術が必要。見た目が悪くなるだけでなく、性能も落ちる
✅高所作業には足場が必要なケースも多く、転落事故のリスクがある
コーキング補修の方法とは?
外壁のコーキング補修には、以下の2つの方法があります。
● 増し打ち
既存のコーキング材の上から、新しい材料を重ねて充填する方法です。
適切な条件を満たしていれば、コストを抑えつつ十分な防水性を確保できる合理的な施工方法です。
※ただし、もとのコーキングが劣化している場合は、効果が限定的になることがあります。
● 打ち替え
古いコーキングを完全に取り除き、新しい材料を打ち直す方法です。
劣化が進んでいる場合や、長期的な耐久性を求める場合に選ばれます。
ペイントウォールでは、建物の状態・ご予算・施工目的を丁寧に確認したうえで、どちらが最適かをしっかりとご説明いたします。
「どちらの方法が良いのか分からない」という方も、どうぞ安心してご相談ください。
ペイントウォールのコーキング修復工事の流れをご紹介
①古いコーキングを切り取って撤去する
②プライマーを塗布する
プライマーはコーキング材と下地との接着力強化はもちろん、被着面の細かい埃や、被着体から出るあくを抑える働きがあります。
さらに、コーキングの成分が被着体へ出て行くのを抑える働きもあります。プライマーの塗布はとても重要な作業工程です。
③コーキング材を充填する
コーキングガンで、コーキング材を充填していきます。
DIYではなかなかプロの職人の様に、均等に美しく充填することが難しいと言われています。
④仕上げ
コーキング材をヘラでならして仕上げを行います。
充填と同じく、仕上げの工程も職人の腕の見せ所!
外壁コーキングは目につきやすい箇所ですのでプロの職人にお任せいただくことをオススメいたします。
コーキングを長持ちさせるためのポイント
コーキング材を充填する際、実は「どこに接着させるか」がとても重要になります。
基本となるのが、「二面接着」という施工方法です。
二面接着とは、コーキングを左右の2面のみに接着させて、底面には接着させないという考え方です。
これにより、建物が揺れたときでもコーキングがしなやかに伸び縮みし、ひび割れや剥がれを防ぐことができます。
一方で、3方向すべてに接着する「三面接着」の状態になってしまうと、建物の動きに対応できず、
サイディングボードからコーキングが剥がれてしまうリスクが高くなります。
三面接着を防ぐためには、「ボンドブレーカー」と呼ばれるテープ状の資材を目地の底に貼っておきます。
これにより、コーキング材が底面に付着しないようにすることができます。
また、深さの調整が必要な場合には「バックアップ材」と呼ばれるスポンジ状の素材を目地に入れて対応することもあります。
いずれも、コーキングの耐久性を高めるために欠かせない大切な工程です。
ペイントウォールでは、打ち替え工事の際に古いコーキング材を撤去したあと、目地の奥にある「ハットジョイナー」にボンドブレーカーが残っているかを必ず確認します。
もし残っていない場合は、新たにボンドブレーカーを丁寧に貼り直し、三面接着にならないよう細心の注意を払っています。
見えにくい部分こそ手を抜かず、一つひとつの作業を丁寧に行うことで、お客様の大切なお住まいを長く守る施工を実現しています。
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お家のコーキング劣化にお悩みの方に向けて、創業100年超の塗料専門店がオススメするシーリング材は、
オート化学工業株式会社の オートンイクシード です!!
繰り返す目地の動きに強い「耐久性」に優れ、紫外線などの劣化要因に強い「耐候性」の両立が叶ったシーリング材です。
オートンイクシードを使うメリット・詳細はコチラの記事から👇👇
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ここまで、コーキングとは何かという基本的な説明から、劣化症状、補修方法、長持ちさせるための工夫までご紹介してきました。
コーキングは、外壁や目地のすき間から雨水が入るのを防ぎ、地震などによる建物の動きにも対応できる、住まいを守るために欠かせない存在です。
劣化が進むと雨漏りにつながることもありますが、ひび割れや肉やせ、剥がれなど比較的目に見えやすいサインが現れるため、早めのチェックが肝心です。
「うちもそろそろかも?」と思われた方は、まずはお気軽にご相談ください。ペイントウォールでは、無料のお家診断やご相談を承っております。
状態をしっかり確認した上で、お住まいに合った最適なご提案をさせていただきます。大切なお家を守るためのコーキング補修は、どうぞ私たちペイントウォールにお任せください。
ペイントウォールの施工対応エリアは、兵庫県 西宮市・芦屋市・宝塚市・川西市・伊丹市となっております。
※その他地域や、上記県内でも一部地域に関しては弊社別担当にてご対応させていただく場合もございます。
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