【雨漏り修理】カバー工法のメリット・デメリットは?施工事例をご紹介! 兵庫県、西宮市・芦屋市の外壁屋根塗装ペイントウォール
こんにちは!!創業101周年!クチコミやご紹介で広がる 兵庫県西宮市・芦屋市地域密着塗装店ペイントウォールです!
雨漏り対策コラムシリーズもついに第5弾!
本日は、雨漏りも屋根の色あせも一緒に改善できる「カバー工法」についての記事です。
「カバー工法」のメリット・デメリット、そして実際の、カバー工法施工事例も併せてご紹介していきます。
雨漏りでお困りの方、屋根の劣化にお悩みの方は 必見!のお役立ち情報となっておりますので
ぜひぜひ最後までご覧くださいませ★
目次
1.カバー工法ってどんな工事?メリット・デメリットは?
屋根リフォームと聞くと、屋根全体を取りかえる大がかりな工事をイメージされる方が多いのですが、
「カバー工法」と言って、現在使っている屋根材をはがすことなく、そのまま上から新しい屋根材を重ねて取り付ける工法があります。
スレート、軽量金属屋根などのような平板の屋根材の上からなら、施工することができます。
カバー工法という呼称以外にも、「被せ工法」「重ね葺き」「重ね張り」とも呼ばれています。
カバー工法の メリット
・短期間で実施できる。
古い屋根の撤去がないため工事期間が短く済みます。5日~10日間程度。
・費用が安くできる。
「カバー工法」は既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねる工法であるため、屋根材の補修や撤去が必要ありません。
そのため作業のための人件費を抑えることができます。
・屋根を取り換える必要がないので、廃材が出ない。
屋根を取り換えるとなると、古い屋根材を解体する費用や処分費が発生しますが、
カバー工法の場合は廃材がでないので、そのような手間も処分費用もかかりません。
・屋根としての機能が増す(断熱性・遮音性・防水性・耐久性)
屋根が2重構造となるため、断熱性能・遮音性能・防水性・耐久性が増します。
屋根としての機能が増すことで、雨漏りの危険性も回避できます。
・アスベストにも対応できる
現在では製造・使用中止になっていますが、2004年以前、屋根のスレート材料には、がんの原因になりやすいアスベストが使用されていました。
屋根にアスベスト材が含まれている建物も多数残っています。
そんなアスベストの処分費用は高額で、解体時には、アスベストの飛散防止対策が必要です。
カバー工法なら、屋根を壊すことなく被せて包み込む工法のため、アスベストにも対応できます。
カバー工法の デメリット
・屋根の状態によっては実施できない。
屋根の下地となる野地板や、もともとの屋根材が、ひどく劣化して腐食していたりする場合は、屋根カバー工法が施工できないことがあります。
なぜなら、劣化度合いが激しいと、新しい屋根材を釘やねじでしっかり固定することができないためです。
新しい屋根材の分、どうしても重みがプラスされるため、耐震基準法に則した造りになっていない古い住宅や、劣化度合いの激しい住宅には向きません。
・瓦屋根には施工できない(難しい)
瓦屋根の場合、屋根材に凹凸があるため、新しい屋根をそのまま被せることができません。
特別な工事を行う方法もありますが、技術的も難しくコストもかかります。
基本的には、瓦屋根リフォームは「屋根の葺き替え」をおすすめしています。
2.カバー工法の施工の流れ
ここでは、屋根カバー工法の実際の流れを写真付きでご紹介していきます。
ペイントウォールにて屋根カバー工法をご用命いただいたお客様宅のお写真です。
掲載の許可をいただきありがとうございます。
まずは、屋根のビフォー写真から見ていきましょう。
ビフォー
お客様より、「屋根材の痛みが激しく、色あせやひび割れが目立つところが気になる」とのご依頼でした。
屋根下葺材 の貼り付け
次に、屋根専用下葺防水シート「ガムクール」を貼り付けます。
裏面の強力な粘着層を以て、全面で下地にしっかりと貼りつきます。
シート同士の重ね部分は太陽熱などにより穏やかに軟化し、一体化することで防水機能を発揮します。
建物への雨水浸入をシャットアウトし、雨漏り対策となります。
アスファルトシングル施工
屋根材(アスファルトシングル)に専用の接着剤を塗って重ね張りし、釘やねじで固定します。棟板金も新しいものに交換します。
今回使用した、屋根材「アスファルトシングル」はアメリカで開発された屋根材です。
その歴史は長く100年以上! アメリカでは、一般的な屋根材として80%以上の住宅で使われています。
アスファルトシングルは、名前のとおり、ガラス基材に「アスファルト」を浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着したものです。
シート形状のため、折り曲げることもできて扱いやすく、複雑な屋根形状にも施工することができます。
アスファルトシングルは、瓦屋根のような硬い屋根材のようにひび割れたり、金属屋根材のようにサビついたりせず
防水性・耐候性・耐久性にも優れています。軽量で耐震性も高いため、地震対策にも適しています。
使用屋根材:田島ルーフィング株式会社 アスファルトシングルSA-310(パイニーブラウンⅡ)
換気棟 取付
換気棟とは、屋根裏の湿気や熱気を外に出すために、屋根の棟部に設けた換気部材のことです。
熱は上部に集まるので、電気を使わずとも、屋根裏にこもる熱気を自然に出すことができます。
換気口を開口して、換気棟を取り付けていきます。
防水シート「ガムクール」を 貼りつけます。
完成です!
ビフォーアフター
気になっていた、屋根の色あせ・ひび割れがなくなり、雨漏りの心配もなくなりました!
アスファルトシングルは軽量で、瓦の約5分の1ほどの重さです。そのため建物への負担が少なく耐震性にも優れています。
3.屋根カバー工法なら、ペイントウォールの安心施工!
ここまで、屋根カバー工法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
現在使っている屋根材をはがすことなく、そのまま上から新しい屋根材を重ねて取り付ける工法「カバー工法」は、
屋根を張り替えるよりも短期間かつ安価に工事できる上、美観を整えることもできます。
さらに、使用する屋根材によっては耐久年数を大幅に引き上げ、コストパフォーマンスも高い工法です。
屋根リフォームをする際は、ご自身の屋根の種類と状況にあわせてリフォームすることが重要です。
前項でご紹介したように、カバー工法にもメリット・デメリットがあります。
ペイントウォールでは、メリットだけではなく、デメリットについてもきちんとお客様にご説明いたします。
お家の屋根の状態をプロの目で見極め、最適な施工方法をご提案しております。
もちろん診断&見積りは無料!
屋根の経年劣化にお困りの方、雨漏りの心配などがある方は、ぜひご相談くださいませ。
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